HUNETシステム
広島市立大学情報ネットワークシステム
(Hiroshima City University Information Network: HUNET)
1994年の開学以来、学生・教職員の教育や研究を支える情報基盤として利用されてきました。5年毎に機種更新を行い、高速、高品質を要求される今後のマルチメディア情報通信にも対応できる先進的なネットワークシステムが整備されています。
情報統括センター施設概要
情報処理センターでは、HUNETシステムの運用管理を行っています。HUNETにより、大学内での高速・高品質の通信が可能になっています。また、2004年度より学術研究・教育活動の支援を強化するために、大学情報サービスシステムが導入され、教務・庶務・教員情報公開等の諸手続きがオンライン化されました。その後、学内無線LANの整備やさまざまなネットワークシステムの拡充、2014年度にはポータルシステムも導入し、関連部局と協力して、学内情報サービスの向上を図っています。
ネットワークシステム
学内ネットワークシステム
- 基幹スイッチをデータセンターに設置し、大学間は10G専用ネットワークで接続されています。
- 基幹ネットワークのIPv6ハードウェアルーティングや、IPv6ファイアウール機能を実現しています。
- 基幹スイッチ、F/W、IDS、ロードバランシング、SSLアクセラレート機能は冗長化されています。
- 学外接続スイッチ、サーバ集約スイッチ等にスタック接続を採用することにより、2台の機器を仮想的に1台として扱えるようになり、運用管理性の向上とともに、耐障害性が向上しています。
- 大学等教育研究機関の間でキャンパス無線LANの相互利用を実現する、国立情報学研究所(NII)のサービス「eduroam」に対応しました。
本学の構成員が学外のeduroam加盟機関で、hunetアカウントで無線LANを利用することができます。
また、学外の方も所属機関で配布されているeduroam用アカウントが有れば、本学内でeduroamの無線LANの利用が可能です。
eduroamの詳細、接続方法については、
eduroamの使い方(www.eduroam.jp)
をご確認ください。
ネットワークサーバシステム(公開系・内部系サーバ)
- ほぼすべてのサーバをデータセンターに設置することでセキュリティ、可用性が向上しています。
- 全学用DNSサーバはプライマリ、セカンダリ構成とし、信頼性を向上しています。
- 全学Webサーバをクラウド化することで可用性が向上しています。
- ウィルスメール、スパムメール対応のメールゲートウェイは、クラウドサービスを利用することで、可用性が向上しています。また、学生のメールシステムもクラウド化しています。
- 公開系・内部系サーバ含め、ほぼすべてのサーバを仮想環境で構築することで、省スペース、高可用性、運用面の向上を図っています。
認証基盤システム
- LDAPによりユーザの統合管理を実現するとともに、各サーバ、機器とも冗長化構成で、信頼性の高いシステムを構築しています。
- 共通認証基盤システムを導入し、パスワード変更や、メールエイリアス機能など、複数の機能を集約・連携しています。
- Windowsの認証には、ActiveDrectoryサーバを使用。LDAPとのデータ連携も共通認証基盤システムを通して行えます。
スタッフ紹介
センター長
情報科学研究科教授:市原 英行(Ichihara, Hideyuki)
副センター長
情報統括センター准教授:秋山 剛志(Akiyama, Tsuyoshi)
事務スタッフ
- 辻 直子(Tsuji, Naoko)
- 森田 麻衣子(Morita, Maiko)
- 木村 頼明(Kimura, Yoriaki)


